Be a Nephrologist? 腎臓内科医になりませんか?
- HOME
- Be a Nephrologist?
新専門医制度について(※外部サイト)
コンセプト
私達は、大学生から専門医、大学院生まで一貫した教育システムを確立しており、腎臓病学の重要性と魅力、研究の面白さを若い世代に伝えることで、腎臓病学の発展に貢献できる腎臓内科医の育成を目指しています。
腎臓内科先輩医師から学生・研修医のみなさまへのメッセージ
近年、慢性腎臓病や腎臓再生など腎臓領域への注目が集まっていますが、学生さんや初期研修医の先生方にとって、腎臓内科はまだまだなじみの薄い領域かもしれません。しかし、腎臓内科は高齢化社会の中でますますニーズが増えており、腎臓内科医の増加が強く求められている状況です。当科にも若手医師がたくさん集い、楽しく元気に活躍しています。そこで、先生方に「腎臓内科医としてのキャリアパス」のイメージを持っていただくため、先輩として、若手を中心とした当科医師のメッセージをご紹介いたします。学生さんや研修医の先生方の参考になれば幸いです。私たちと一緒に腎臓内科医として活躍してみませんか?
当科専修医の一週間の一例
学生、研修医のみなさまに、腎臓内科研修の具体的イメージを持っていただくために、実際に専修医として働く当科若手医師の一週間を提示いたします。一例としてご参考いただければ幸いです。
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
---|---|---|---|---|---|
午前 | 腎生検 |
腹膜透析外来 |
血液透析当番 |
透析カンファ 抄読会 |
1st call当番◇1st call当番1st call当番は、入院患者さんに生じたAKIや電解質異常などに関する、各科からの電話コンサルトに最初に対応する重要な業務です。様々の背景を有した患者さんに生じた問題に対し、原因究明や適切な対処を行うのは大変ですが、上級医にいつでも相談できる環境のため安心です。そのような経験は非常に良いトレーニングですし、各科からのヘルプに応えられるのはとてもやりがいがあります。 X |
午後 | 病棟カンファ◇病棟カンファX |
シャント手術◇シャント手術X |
病棟検査 文献検索 ◇病棟検査・文献検索一週間の中には、カンファや当番がない比較的フリーの日も設定されており、担当患者さんの腎エコーを行ったり、日々の疑問に対する文献検索や同僚との議論をじっくり行ったりすることができます。このような自己研鑽する時間も臨床医にとっては重要な時間です。 X |
病理カンファ◇病理カンファX |
1st call当番◇1st call当番1st call当番は、入院患者さんに生じたAKIや電解質異常などに関する、各科からの電話コンサルトに最初に対応する重要な業務です。様々の背景を有した患者さんに生じた問題に対し、原因究明や適切な対処を行うのは大変ですが、上級医にいつでも相談できる環境のため安心です。そのような経験は非常に良いトレーニングですし、各科からのヘルプに応えられるのはとてもやりがいがあります。 X |
曜日 | 午前 | 午後 |
---|---|---|
月曜日 | 腎生検◇腎生検指導医の先生と二人で行い、エコー下で穿刺針を操作します。内科的に鑑別診断を検討し、最終的に病理組織を見て答え合わせができるのが腎臓内科の強みです。 X |
病棟カンファ◇病棟カンファX |
火曜日 | 腹膜透析外来◇腹膜透析外来腎代替療法は血液透析が多いですが、当院では腎移植・腹膜透析も含め全てを経験できます。腹膜透析患者さんの透析メニューの調整や出口部診察を毎月行い、感染があれば腹膜炎の治療なども行います。 X |
シャント手術◇シャント手術当院では腎臓内科がシャント手術を行います。3年目から手術の前立ちを務め、手厚い指導を受けることで、早くからシャント手術の技術を身につけることが出来ます。 X |
水曜日 | 血液透析当番◇血液透析当番当科患者さんだけでなく、京大病院に入院する多くの他科血液透析患者さんのシャント穿刺・透析管理を行います。他科の様々な原疾患に応じた透析処方を行う経験を身につけることで、どの病院の透析管理も自信を持って行えるようになります。 X |
病棟検査 文献検索 ◇病棟検査・文献検索一週間の中には、カンファや当番がない比較的フリーの日も設定されており、担当患者さんの腎エコーを行ったり、日々の疑問に対する文献検索や同僚との議論をじっくり行ったりすることができます。このような自己研鑽する時間も臨床医にとっては重要な時間です。 X |
木曜日 | 透析カンファ 抄読会 ◇抄読会X |
病理カンファ◇病理カンファX |
金曜日 | 1st call当番◇1st call当番1st call当番は、入院患者さんに生じたAKIや電解質異常などに関する、各科からの電話コンサルトに最初に対応する重要な業務です。様々の背景を有した患者さんに生じた問題に対し、原因究明や適切な対処を行うのは大変ですが、上級医にいつでも相談できる環境のため安心です。そのような経験は非常に良いトレーニングですし、各科からのヘルプに応えられるのはとてもやりがいがあります。 X |
1st call当番◇1st call当番1st call当番は、入院患者さんに生じたAKIや電解質異常などに関する、各科からの電話コンサルトに最初に対応する重要な業務です。様々の背景を有した患者さんに生じた問題に対し、原因究明や適切な対処を行うのは大変ですが、上級医にいつでも相談できる環境のため安心です。そのような経験は非常に良いトレーニングですし、各科からのヘルプに応えられるのはとてもやりがいがあります。 X |
科内カンファレンスのご紹介
当科は、腎臓病・腎不全の診断治療に加え、血液浄化療法の施行、他科からのコンサルテーションなどさまざまな業務があります。チーム医療の中でそれらを安全確実に遂行するため、情報を科内で共有する目的のさまざまなカンファレンスを行っております。
病棟回診カンファレンス(毎週月曜午後)
透析カンファレンス(毎週木曜昼)
透析カンファレンスは、毎週木曜日11時半から人工腎臓部にて行っています。当院の性格上、他科入院の透析患者さんが非常に多く、周術期や急性期疾患など状態が日々変化する状況で血液透析を施行しておりますので、入院主科との緊密な連携が不可欠です。そのため、多忙な主科担当医にご協力いただいて積極的にカンファレンスにご参加いただき、入院透析患者さんの病態評価や透析治療方針についてディスカッションを行っております。当院の腹膜透析患者さんに関しては、2ヶ月に1度、腹膜透析カンファレンスも行っております。
また、ICUやCCUなどに入院中の重症患者さんに対する持続式血液濾過透析(CHDF)についても、担当主科の先生方と協力する形で関わっております。毎朝8時半より当科チームにてICUやCCUの回診を行い、CHDFの状況を適宜確認し必要に応じて介入を行っています。
病理カンファレンス(毎週木曜夕)
お問い合わせ
当科では初期・後期研修、専門医の取得、大学院入学などあらゆる段階での進路相談に柔軟に対応し、情報提供致します。随時、見学や相談も受け入れていますので、ご興味をお持ちの方はお気軽に下記までご連絡ください。
京都大学大学院医学研究科 腎臓内科学教授副室:kidney2011@kuhp.kyoto-u.ac.jp